海の日に生まれて。

30歳独身OLの備忘録。

自分の引っ越しドタバタ劇をまとめてみた。① ~部屋探しって具体的にどんなかんじ?~

去年の12月の初旬、引っ越しをした。ずっと記事を残そうと思っていたが仕事が忙しくなかなかパソコンを開いて文章を残す気持ちにもなれなかったため、コツコツ隙間時間にメモ帳に文章を残しながらまとめてみた。

 

「初めての一人暮らし!」「部屋探しってどんなかんじ?」という方に参考にしていただければ、と思う。(先に断っておくが私は平凡な独り暮らしOLです。)

ハロウィン!最初のアクション

何はともあれ次に住む家の家賃相場はどのくらいか?ということを把握することも含め最初のアクションとして住もうと思う最寄駅の不動産屋に行った。
一応事前にスーモホームズで条件検索し、「この条件でこの駅の最寄に住みたいなら6.5万くらいからと考えておいた方が良い」という心の準備はしておいた。(★ポイント1。不動産屋に行く前の相場の把握は必須。ぶっつけで不動産屋に行き、モジモジ悩んでいるのは時間がもったいない。)

 

最初に条件を伝え、条件に合った物件の資料カードのようなものを見せてもらう。
言った条件は以下。(★ポイント2。相場を把握したら条件のまとめをする。自分の予算内で叶う条件の組み合わせであることを前提とすること。例えば、家賃を4万以内におさめたいけど築浅でペット可の物件が良い等の現実的でない条件の組み合わせは最初からしないこと。不動産屋まで来てそんなことを言っても条件の再構成が発生するので時間の無駄。)

 

・1DK
・バストイレ別
・2階以上
・家賃5.5万~6.5万(共益費込で)
・防音(そのため木造はNG)
・駅から10分以内

 

ちなみに当時住んでいた物件は


・1K(K6畳、ロフト3畳)
・ユニットバス
・2階
・家賃5万弱
・防音ほぼ皆無(木造)
・資料上だと駅から7分。自分の足だと12分。

 

敷金・礼金に関しては「できれば礼金は払いたくないな」という思いはあったが条件を言う際には一旦黙っておいた。今住んでいる物件の家賃がかなり安かったため、「今の家賃から1万以上負担がかかるのは嫌だ」という思いもありつつの条件提示だった。

 

5枚ほど物件の資料カードを提示されたが、それだと少ないと感じたため家賃の希望額を「7万いかない額で」に変更して再度検討。(★ポイント3。1軒目の不動産屋でなるべく内見数を稼いだ方が良い。自分の住みたい地域にどんな物件があるのか、生活の便の良さはどうかを一気に確認しておきたい。)

 

あまりピンと来なかったがまずは内見、ということで用意してもらった物件7件を全て見せてもらうことにした。いくつか見ているうちに

 

・築20年以上経つとメンテナンスが行き届いていない物件の場合、清潔感がないと感じてしまう(床が傷んでいたりシミがあったりする)
・やはりオートロックがある物件が良い。(ついていない物件だとどうしても貧相な印象を持ってしまい、住もうと思えなかった)

 

というモヤモヤが生まれてきた。要は内見を進めるにつれて自分の最初に提示した予算とこの不動産屋が紹介できる物件では自分の思いを叶える物件は見つからないだろうと感じたのだ。しかしまだ内見する物件は残っているので大人しく確認。

 

最後に見た6.6万の物件で、そこそこ広く間取りも自分の好み、収納も充実しているという物件に巡り合えた。

 

5階でエレベーターなし、築20年弱でデザインも古い、メンテナンスが行き届いておらずドアや階段がボロボロ、今思えば「それでこの値段なの?」という感じもある物件だが、その時は早く引越し先を決めたくて「ここでもいいかぁ・・・」と思ってしまった。

 

そう思った要素の1つとして、この物件に1か月フリーレントというオプションがあったからだ。


1か月家賃がなしとなれば2年単位で考えるとフリーレントで得をしている分を考慮すると月々約6.3万の家賃という計算になるし、それだったらエレベーター無なのは気になるけどいいかなと思ったのである。

 

当時住んでいたアパートの退去の通知のルールは30日前(★ポイント4。退去のルールはしっかり把握しておくこと。守らないと慰謝料、解約料など無駄な費用が発生する。)と決まっており、なるべく早く物件を見つけ、退去の通知をしたいと思っていたためそのまま申込み書を提出し、審査に通してもらうことにした。「審査はほぼ間違いなく通ると思っていただいて結構です」と担当者に言われたため、その日のうちにアパートを借りている不動産屋に退去したい旨を伝えた。

 

これにより自身のアパートの最終滞在日は12月6日に決定し、12月5日には新住所に引越しをする算段となった。

フリーレントの認識ミス

物件を見つけた、退去の手続きもした、引っ越し業者も決めた、という頃に審査の通過の連絡が不動産屋から届いた。しかし、ここで契約内容に関して自身で納得がいかない提案を出されたのだ。以下、担当者からのメール内容。

 

ご契約起算日についてですが、12/5~というご希望を頂いておりましたが
管理会社としては11/15~12/15の期間をお家賃無料とするので
11/15の契約起算日という事ではいかがでしょうか?という事です。

 

要は「実際に住むのは12月5日だけど、起算は11月15日になるので実際にフリーで住んでいる日数は10日という計算になる」ということ。

 

確かに「起算日を少し早めにさせてもらうかもしれないですが大丈夫ですか?」と聞かれたが、この提案を飲むことになると「20日間フリーレント期間を無駄にしている」ことになる(★ポイント5。相手の提案により自分が損をするか、得をするかをしっかり確認すること。損をするという判断結果になればわざわざその物件を契約しなくてもよい、と強気で考えること。)し、明らかに不自然なため

 

フリーレントのメリットがほとんどないという印象なのですが、起算日を入居日より2週間以上早める理由を教えていただきたいです。

 

とはっきりと質問した。

 

回答は次の日に届き、

 

契約起算日を11/15としたい理由と致しましては管理会社のほうで
基本的に申込日から約2週間程で契約起算日を設定しているという事が
あるようです。よって今回、10/31にお申込みを頂いておりまして、契約予定日を11/15としておりますのでキリよく契約日当日を契約起算日としたいとの事でした。

 

という内容だった。

 

「いや、それなら12月5日のちょうど2週間前に部屋探ししとけばよかったってこと?早く物件探しをしたことが仇になったってこと?」とモヤモヤしてしまい、結局お断りすることにした。

 

正直自分も引越すのが楽しみ!と素直に思えなかったし、また別の不動産屋で探すか・・・と気持ちを切り替えることにした。引越し会社には伝えた物件に引っ越すのはいったんやめることにしたという旨を伝えておいた。

再度インターネットで物件探し。ベンチャー臭のする不動産屋で散々な目に。

物件数で言うと1回目に行った不動産屋で結構見れたので、「最初に住もうと思った駅の1つ先の駅の物件も見よう」と視野を広げ(★ポイント6。1駅都心より遠ざかるだけでもだいぶ家賃相場や条件が変わり物件探しをしやすくなるので1駅くらいなら柔軟に考えるのが得策。)再度ネットで部屋探し。

 

6.5万以下の物件だと自分の満足できる物件にたどりつけないことが分かったので、以下条件に。

 

・家賃7万円以下
・鉄筋コンクリートか鉄筋造(防音のため)
・オートロック
・マンション(アパートは条件から除外)
・築20年以内

 

自分は実家が一戸建てだったからか子供のころからマンションへの憧れというものが非常に強いようで、物件を見る中でも「かっこいい。住みたい」と思うものが全てマンションだった。

 

もういい年だし、当時住んでいたアパートで覗きの被害にも一応あっているため、セキュリティがある程度保障されるマンションに入る贅沢ぐらいしてもいいだろうとも思った。

 

そんな中、「K3畳、D8畳、バストイレ別」の結構広めな物件を発見した。
何より木製の床が白くてかわいらしいところに惹かれた。

 

メールで申込むとすぐに返信が来て、「内見に向けて条件に合致しそうな物件を紹介したい」という提案をもらった。

 

しかしここからベンチャー不動産屋の粗雑な対応にうんざりすることになる・・・。

 

まず次の日に連絡をするという内容だったのに当日の18時になっても電話が来ない。
しびれを切らしてこちらから電話する(★ポイント7。営業が雑な不動産屋は注意。電話をかけるのにもコストがかかる。)と女性スタッフがかなり慌てた様子でキンキン声で謝罪してきた。

 

内見当日にしっかり謝ってはもらったが、紹介してもらった他の内見物件は微妙なものばかりな上に、目当てにしていたメール申込みした物件は実際に行ってみるとなんと洋室ではなく和室。(★ポイント8。資料ミスがある不動産屋は意外と多いがまず欠陥ありと考えたほうが良い。切り上げはすばやく。)かわいい!と一目ぼれした白い床ではなく畳。

 

さすがに飽きれ、全部の内見を済ませた後に駅の近くで降ろしてもらい、すぐに別の不動産屋に向かった。

大手不動産屋へ。「消毒費」?「入居あんしんサービス」?

今までの条件を伝えた上で「納得する物件であれば予算オーバーしても構わない」と言い、いくつか物件資料を見せてもらう。大手であるだけあって資料管理はしっかりしており、資料も見やすく好感が持てた。いくつか選んですぐに内見へ。

 

悪い物件ではなかったが、掃除などを全くしていないのか確認した物件のほとんどが異臭を放っていた。

 

そんな中、自分の中の「ザ・マンション」という風貌の築浅の物件でかなりツボだったものが1件あった。ただし1階。

 

内見中、「他の方もこの物件を見ていて迷っているみたいです」と言って来て焦らせようとしている様子があり、(★ポイント9。内見中にわざと電話をかける等の演技をする不動産屋もある。その物件を逃したとしてもいい物件は他にもいっぱいある。焦らないこと。)今思えば怪しかったが、なかなかピンとくる物件がない中で自分自身も本当に焦っていた。そのために最終判断としてこの物件に申込みをすることをこの日のうちに伝えた。仮見積書を発行してもらい、審査待ちの状態となった。

 

しかし後日電話で「お父様とお母様の携帯番号を教えてください」と言われ、さらに次の日に「お父様のパート先(定年退職したためパート)を教えてください」という電話が来た。


資料の抜け落ちに担当者が気づかず、審査自体まだ上げていないようだった。

 

さらに仮見積もり書を改めて確認すると「消毒費」「入居あんしんサービス」という項目で1.5万ずつ、計3万の料金が計上されている。

 

どういうことだ?と思い、依頼の電話のついでに「これはなんでしょうか?」と確認すると「害虫駆除」と「セキュリティサービス利用」のために必要な料金だと説明された。大家さんの依頼でそのような費用を負担してもらうことになってるんですよ、と。

 

怪しいと思い、Yahoo知恵袋で確認する(★ポイント10。Yahoo知恵袋は結構有益な情報がうまくまとまっている回答が多いのでおすすめ。)と一発で「任意の不要なコストだからオプションから外してもらうこと。だまされるな」といったかんじの回答が見つかった。

 

 

そのため、電話で「任意のオプションですよね?外してください。家賃交渉しなくて構わないので外してください」と依頼した。

 

「大家さんに外して良いか確認してみます」という粘った回答をされたので絶対払うもんかとこちらも躍起になり、同じ物件を紹介している別の不動産屋を探した。他の不動産屋でも同物件を紹介していたので、「このような費用はかかるのですか?」とメール問い合わせを送信した。

抜き行為

メールを送信してから30分しないタイミングで電話が鳴り、「弊社であれば今申し込みをしている不動産屋よりも安く案内できる」といった内容を伝えられた。

 

正直現在申込みしている不動産屋への不信感もつのっていたし、「消毒費」と「入居あんしんサービス」を支払うことにも絶対に納得できなかったのでさっさとその不動産屋に紹介してもらうことに決めた。

 

審査が二度手間になってしまうので今すぐにでも現在申し込んでいる不動産屋に申込みの取りやめを伝え、審査を中止してもらうように言われた。電話を切ってから、申し込み中の不動産屋に申し込みをとりやめる旨のメールをし、次の日の朝にも電話で直接伝えた。

 

しかしなかなか審査の停止に至らず、何度か代わりに紹介をしてくれるといった不動産屋から「まだ審査が降ろされておらず、弊社から審査の申し込みを上げることができない。再度前の不動産屋に審査を取りやめてほしいと伝えてほしい」という何とも気まずい依頼をされた。イライラしながらも仕方ないので再確認作業を行った。「やれやれ・・・」と本気で思った。


そんな中でこんな記事を見つけてしまった。

 

 

「抜き行為」・・・・。

 

「不動産屋Aで物件を紹介してもらった顧客を不動産屋Bが"安く紹介するから"、等と言って不動産屋Aの顧客を引き抜くこと」

 

こういった行為は家を探している者としてもマナー違反であるし、第一抜き行為をやっているような不動産屋で物件を後で紹介してもらってもあとで痛い目にあうぞ。(★ポイント11。おそらく真意。物件を紹介してもらうだけではなく退去の際もお世話になる相手。ずっと付き合っていけると思える不動産屋にすべき。)といったことがいくつかのサイトやブログに述べられていた。


ビビリの自分は結局、この物件は諦めて不動産屋にも「抜き行為と自覚しながら契約することはできない」と伝えて契約を反故にしてもらった。

 

1階ということでセキュリティ的にもあまり安心ができなかったしこれでよかったんだと思いつつもさすがに心が折れた。あと2週間ちょっとしかない。

運命の物件

かなりせっぱつまった状況になってしまったため、平日に有給をとらせてもらい、今お世話になっている不動産屋と同じ不動産屋(店舗はもちろん別)に向かった。

 

コンピューターでスラスラ検索をしてくれ、地図を見せてくれながら丁寧に説明をしてくれる。契約寸前だった物件について話すと「ここは審査が厳しいんですよね~。でももっといい物件ありますよ」と言ってくれた。

 

見積もり計算システムもかなり見やすく、起算日もきっちり入居日(★ポイント12。起算日がぴったり入居する日からという不動産屋は意外に少ない。入居が一か月先でも申込日から起算する不動産屋もある。なるべく最初の段階で起算日のシステムを確認すること。)からなので初期費用もかなり安く上がりそうだった。

 

「防音を気になさるのなら鉄筋コンクリート造ですね。そうするとココとココかな。もう少し家賃を上げて見ても紹介できるのはココくらい。でも駅からちょっと遠いですよ。」と無駄な営業はせずにテキパキ作業をしてくれる。

 

気に入った物件2件をすぐに内見。1件目は駅から結構遠いがなかなか良いな、と思い、2件目で「これだ!!!!!」と思った。

 

オートロック、宅配ボックス有りの築浅物件、しかも30平米もある。空き部屋も6階と完璧な条件だ。もちろんエレベーターあり。本当にここまで頑張ってきてよかったとひそかに感動をかみしめた。

 

すぐに申込書を書き、審査申し込みをお願いした。

 

ついに契約

そこからはもうサクサクと。審査は次の日に通過の知らせをもらい、弟に連帯保証人用の書類を送付すると伝えられた。

 

弟に連帯保証人になってもらうにあたって役所に印鑑証明を届けてもらわなければいけなかった(★ポイント13。連帯保証人の資料に印鑑証明が必要な場合が割とある。営業時間が平日の午後5時くらいまでの役所に届ける必要があるため連帯保証人が普通のサラリーマンの場合、結構面倒。なるべく余裕を持って連帯保証人に依頼すること。私の場合は弟がたまたま有給を平日にとっていたのでスムーズにいった。)が、すぐに対応してもらい無事に契約成立。約束した日に現金で初期費用を払い、無事に契約成立。

 

正直ここまでゴタゴタになるとは思っていなかったが、今後の自分の生活に役立ちそうな経験がたくさんできた。

 

人生2度目の物件探しが無事に終わった。

まとめ

  1. 不動産屋に行く前にネットで下調べをしっかりすると良い。相場を把握しておくこと。
  2. 不動産屋の対応で「あれ?」と思うことがある場合は余程物件が気に入ったわけでなければやめておくこと。(渡された資料にミスがある、焦らせてくる、等ちょっとしたことでも)
  3. 部屋探しに慣れていない顧客だと思われると足元を見られる可能性大。見積もりに納得がいかない場合は人生の先輩に確認や相談をすること。
  4. 内見をしてもすぐに申込みを決めないこと。内見した後に不動産屋の評判等をネットで調べること。
  5. 自分の信頼できる不動産屋を見つけておくこと。(自身は今後、今回お世話になった不動産屋以外は確認しないことに決めた)

 

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