有給を取ることができたので今シーズン初の観戦に行ってきた。対戦相手は中日ドラゴンズ。金曜日とはいえ、平日の割には席は埋まっていたと思う。中日側は去年ベテランや人気選手が引退してしまったことと成績がよくなかったことが起因しているのか観戦席がガラガラ。
先発は中日が大野、ヤクルトが小川。ヤクルトは去年のエース投手が軒並み調子が悪く、小川も負けを作ってしまっていたので心配はしていたがこの日は立ち上がりも悪くなく調子はよかったと思う。
1回～3回は特筆すべきことは特になく、中日側新人の高橋の声援が結構大きくて期待されてるんだな～（バット折れてたし。）とかビシエド調子いいって話だけどそこまですごいというかんじではないな～とかその程度のことしか感じなかった。あとはヤクルト側の選手の雄平や中村の登場曲が変わっていて地味にショックを受けたくらい。両者非常にあっさりしていた。
4回裏で動きがあり、ヤクルトの山田がソロホームランでヤクルト先制。大喜びしていたらトイレに行くために離席した5回表で中日の平田がソロホームランを放って同点に・・・。「なんだよ～」と切れていたおっさんがいたが、まぁ気持ちは分かる。ただ最終的に小川はこの失敗を背負った上で完投したのでそこは素晴らしいと思う。（あ、先に結果を言ってしまった）
ちょっと余談だが、5回裏で両球団ファンのじゃんけんゲームを行うという謎の企画が新登場していた。（※両者お美しい方だったのでモザイクをつけたくないくらいなのだが、許可をとっていないためお顔は星で隠した。）内野席限定みたいなので自分にはあまり縁がなさそうだが、来てもらった観客に楽しんでもらおうという試みは良いと思う。毎試合やるのかはちょっとまだわからないが。
打線に関しては絶対に相手に負けないという負けん気を発揮したのか、同点に追いつかれながらもすぐに次の5回裏の攻撃で2点巻き返すヤクルト。ふふふ中日よ、これがヤクルトの怖さだ！！と心の中で思っていた。←
この回で坂口（オリックスからFA）がタイムリーヒットを放ったわけだが、個人的には複雑な思いでもいる。去年は1番バッターは比屋根か上田で、今年どちらがレギュラーに固定されるのかを楽しみにしていたからだ。坂口の成績がオープン戦で良かったため、スタメンの1番バッターは坂口で始まったし、おそらくこのままでは坂口が1番バッターで固定だろう。チームが強いのはいいが生え抜きに頑張ってほしい気持ちが強いので切なくなってしまった。
7回の攻撃でもチャンスの場面で小川がバントに失敗してしまうが、それをフォローするかのように坂口がタイムリーヒットを放ちしっかりと得点、中日投手の大野は明らかに状態が落ちていたが交代は実行されずそのまま満塁になるもチャンスの場面で畠山が失敗。ヤクルト生え抜きしっかりしてくれ。
そんな中でも西浦というヤクルト若手遊撃手が守備と打撃でファインプレーを見せてくれたのでまぁ良しとしよう。これでショートも大引（オリックスから日ハムを経てFA）しかいなかったら「どこの球団だよｗ」となってしまうわけだし・・・。
9回では中日がナニータを出してきたので最後の悪あがき的に中日ファンがナニータジャンプで騒ぎだすも結局小川がランナー0で試合を終わらせる。
※スクリーンのアニメーションも新しくなっていたが、去年の物の方が渋くて好きだったかな。これだとかわいすぎる・・・。
ブルペンで秋吉とオンドルセクが投球練習をしていたので中継ぎ、抑えを出すかと思ったのだが小川完投。素晴らしかった。
坂口と小川。9回表で雨が本降りになったがヒーローインタビューの写真を撮りたかったので雨に濡れて震える手でなんとか撮影。この日はコートにマフラーを着用して観戦していたのだが本当に寒く、エネルギー補充のためにケンタッキーのチキンビスケットセットを購入し寒さを凌いだ。
ヤクルトファンだと言うと応援グッズが傘のため、「雨降っても便利だね」と他球団ファンに言われる（ヤクルトファンあるある）のだが、実際は実用するには小さすぎるので「いや使えないよｗｗｗ」とか応えていたのだが実用している人がいた。
まぁ、子供はわかるけど・・・。ちょっと面白い1日だった。
