自分自身の心の状態が閉鎖的だ。
ドアを閉めて、鍵をかけて、暗い部屋に最低限の光だけを灯して読書や映画鑑賞にひたりたい。
最近誰に対しても自分を偽って会話をしている気がしてとても疲れる。
おそらく街コンやお見合いパーティーでついた癖が原因。
楽しくないのに笑うとか、興味がないのに会話を盛り上げるとか。
何度かこのブログで「結婚したければある程度の努力とか無理も必要」みたいなことを書いたけど、本音を言えば好きでもなんでもない異性に愛想なんかふりまきたくないし会話も楽しいなんて全く思っていない。
人と話す時に頭が真っ白になるような感覚に陥ったり、笑うときに顔が引きつっている気がするのだけど、こんなことしてまで彼氏を作る必要があるのかなと思う。
元々、子供の頃から1人になりたがる人間だった。
小学生の頃、好きな場所は図書室だった。
当時図書室は解放曜日が決まっていたのだけど、私は追いかけてくる友達をまいて隠れて解放曜日以外の図書室の本棚の背で本を読んでいるような女の子だった。
中学生の頃は「昼休みに教室の隅で本を読んでる子」だった。
いるでしょ、クラスに1人くらいそういう子が。それだった。
眼鏡のひとつ結びという今思えば典型的なスクールカースト最下層女子だけど、俗世に興味がなくてあまり気にしていなかった。
名字が珍しくて、もじって変なあだ名をつけられた時期もあったけど周囲に「イジメじゃない?」と言われていても気にしていなかった。(本気で)
何度か先生に真剣な表情で「嫌だったら言わなきゃダメだよ」と言われても気にしていなかった。
要は周りにそんなに興味を持っていなかった。
自分と自分を高めてくれるもの以外興味がなかった。
好きなものは音楽とアニメと本と漫画とお絵描き。
部活は所属してなくて家に帰って音楽を聞きながら絵を描いたり本を読むのが日課。ダイエットをしてたのでジョギングや水泳は定期的に行っていたけどいつも1人。
運動神経も成績もそこそこよかったのでイジメの被害にあったことはなかった。(はず)
グループ作りも特に苦ではなかったし、たまになら人と話すのも楽しんでいた。
好きな人はいて、3年間目移りすることなく好きだったけど何もしなかった。
高校に入ってコンタクトにして、おしゃれを覚えて少し垢抜けたけど地味な性格は変わらなくて、とにかく真面目でオタクな女子高生だった。
女子校だったのでカーストの枠もはっきりしていなくて、厳しい協調の世界というのは経験しないまま大学生になった。
大学に入ると意外とモテる自分に調子づき男関係は結構めまぐるしかったけどそれ以外はやっぱり地味。毎日バイトして自分の好きな服や本を買ったり、お金を貯めながら勉強して韓国語の資格を取ったり語学研修に行ったりしてた。
見た目が派手になったので、中身がアンバランスなかんじでもある程度友達はいたし、ついてきてくれる人、許してくれる人も多かった。今思えばいろんな意味で恵まれていたのだと思う。
これが私の学生生活。
ここまで書いて思ったけど、こういう性格(タイプ)の人間が無理に婚活して結婚目指す必要、ある???
ない気がする。
無理な気がする。
そもそも振り返ると私は元々そんなに他人に興味がない人間なわけで、一連の婚活疲れ的症状は自分の資質と本質が「もう限界」と警告を出しているからな気がする。
家族や子供は欲しいけど、その目的達成の手段として婚活という行動を挟むのが自分に合っている気が全くしない。
というか、確実に合っていない。
人に合わせるのが下手なんだから、もっと自然にやっていく中で好きな人を見つけた方がいい気がする。
「それはみんなそーだろ!!」という意見があるだろうと思うけど、婚活をきっちり頑張ればちゃんと相手が見つかる人といくら頑張っても無駄な人がいるという事実にベクトルを向けると私はどう考えても後者で、色々ごちゃごちゃ書いたけど要は本格的に結婚無理かもって結論づけかけてるって話でした。