星を数えて。

ネガティブOL。31歳。

齢31にして転職するというリスクを冒すことにしました。

この度、一身上の都合で転職することになりました。


なーんてね。

 

従業員数40名程度の小さな会社の企業戦士でしたけど。

 

辞めることになりました。


原因は記事にも書いているけど1番大きかったのは「仕事がなくて暇」、2番目は「会社を好きじゃなくなった」ということかな。


入社してから1~2年は結構稼いでる方だと思ってたけど昇給率がよくないから31歳の今、女性総合職の平均年収以下だしね。


結婚、出産を考えているなら今の会社に留まって堂々と産むか、今のうちにもう少しいい条件の会社に転職して実績を2年ぐらい作ってから産むかの2択だった。


最初は前者がいいと思って転職をすごく悩んでいたけど、会社の状況や自分の考え、給料をじっくり考えた時に「なんだ、うちの会社大したことないじゃん」となり、転職することにした。


情報収集って大事だなと思うし井の中の蛙になるのはとても損なことだと知った。


仕事がなくて暇


私はSE(システムエンジニア)として働いてるのだけどこの1年間、(ほぼ)暇で暇で本当に苦痛だった。


別に1年間全く暇だったわけじゃないけど1か月1人でこなせるような小さな案件がポツポツと・・・というかんじで、3ヶ月に1回くらい忙しさの波が来るといった程度の忙しさ。


会社に来てもやることがないので自習でプログラムを書いたり、いるのかいらないのか微妙な資料を作成して時間を潰したり。


私の会社は自社サービス(自社開発したアプリとかね)を提供する会社ではなく取引先企業からシステムの要望を聞いてシステム作りをする会社なのでお客様から要望をもらわなければ基本的に仕事がない。


「座ってるだけで給料もらえるならいいじゃん」というタイプの人もいるだろうけど私はそうでない。


仕事がなければ手を動かさないからスキルが磨かれないし、第一会社に行く意味がない。


「仕事は探すもの」とか言う人がいるけど7年社会人をやっていて思うのは「ないものはないし、無理やり作った仕事なんて大してありがたがられない」ということ。


まぁ、自分にはそういう才能がないということもあるんだけど、とどのつまり「ないものはない」なんだよな。


私は受け身だからこう思うんだろうし批判もあるだろうけど「仕事は会社から与えられるもの」と思っているから仕事がない場所なんだったらもうこの会社にいても楽しくないだろうなーと思った。


会社を好きじゃなくなった


で、その暇の原因がなんだったかというと優秀な技術者SEがここ2年くらいバタバタと辞めていったことと、営業も行っているPM(プロジェクトマネージャー)がやる気を失って営業をさぼっていたこと。


優秀なSEが抜けてメンバー不足になり案件を受けることができない、PMも営業しないから案件の話が来ることさえない、という状況。(まぁこの2つは繋がってて「優秀なSEがいないからPMも案件の提案がしにくいし、案件が取れない」ということだったんだと思う。)


なんでPMはやる気を失ってるのかな、営業しないのかな、という理由が今年の5月に分かった。

yukusora1.hatenablog.com記事に書いた通りPMが会社を辞めるつもりだったからだ。


1年くらい、自分で引き継ぎや転職活動の準備をしていたんだと思う。


案件をコンスタントに取ってきてしまうといつまでも自分の責任が生まれ続けるし、引き継ぎ事項も増えるからだ。


約1年間案件を少な目にして残ったメンバーを少しずつ教育して引き継ぎをしながら退職準備をしていたわけだ。


だから彼が「6月いっぱいで辞めます」と行った時、驚いたというよりは「そういうことだったんだ・・・」という気持ちだった。


18年間勤めていた人だったからこのタイミングで辞める理由を聞いてみようと思い、入社してから初めて彼を飲みに誘った。


会社をよくしようとここ数年頑張ってたんだけどね~・・・、社長が聞く耳持たなくて。俺も疲れちゃった


そう言われた。それにこの会社の今と未来が全て詰まってる気がした。


私を採用してくれ、4年間ほぼずっと彼の下で働いていた私には彼の存在の重さは良く理解していた。


彼がいたから上手く回っていたし、仕事ができていたんだと自分でも分かっていた。


入社当初は活気があって楽しい会社だと思っていたけど今はそうじゃない。


定期昇給も社長の都合でナシになった年もあったし、人事評価制度がないから自分の立ち位置や評価や頑張るべきことが全く分からない。


社員旅行もいつの間にかやらなくなった。


楽しい、明るい先輩はどんどんいなくなり、社内はシーンとしてる。


会社は変わってしまったんだとやっと気付いた。


自分が抜ける今、改めて会社のメンバーを見ると魅力的な人がいなくなったなと思う。


技術が大したことないのに威張ってる人とか人の好き嫌いが激しい人とか陰口や噂が好きな人とか。


自由な社風にかまけてだらしない人ばかりが居心地良さそうにしているのも嫌になってきた。


ちょっとしたことで拗ねて次の日休む先輩などを見てモチベーションが下がっていった。

 

ここ2~3年で優秀な人や自分が尊敬していた人たちが辞めていった理由が今なら分かる。


前の会社でも感じたけど「変なことが変だと思える正常さ」とか「自分に合っていない場所から逃げる行動力」って言うのは本当に大事だと思う。


自分が楽しくないんだったら会社に行く意味なんてないと思うし、そういう風に思ったら辞め時なんだなと思う。

 

楽しいこともたくさんあったし、とてもお世話になった会社だったから、嫌いになってしまったことがショックだったし寂しかった。

 

同じで居続けることの難しさと、変わっていってしまうことの残酷さみたいなものを感じた。

 

ほぼ未経験で採用していただき、私のSEとしての基盤を作り上げてくださった会社。

 

本当は会社が傾きかけてる今、力になるSEでいなければいけなかったのかもしれない。

 

でも、その役目を果たす能力もモチベーションもない私は、ここに居続けることはできないんだろう。資格もないんだろう。

 

そう思った。


そんなかんじで、退職することになった。