どこまでも残念な先輩。
この先輩がクリスマスイブにもらった婚約指輪を約2週間で失くした。
先週の金曜日に会社の給湯室でカップを洗うために指輪を外したところまで記憶があるらしいが、退社し、電車に乗り、別の駅に降りて買い物をしている最中にないことに気付いたらしい。
月曜の朝は営業さんたちを巻き込んで午前中いっぱい紛失届を提出しに行ったり、業者に排水管を検査してもらったりして指輪を探していた。
当たり前だけど泣いていた。
指輪をつけ慣れていないらしくしょっちゅう外してしまう癖があり、自分でも危ないと思っていたらしい。
いろいろな裏事情と表面上の嘘を聞かされていた私は同情も何もしなかった。
彼氏の気持ちや懐事情よりも自分の感情を優先した罰でしょう。
彼氏は「指輪をあげる必要性がない」、「別にあげたくない」と思っていたのに自分の「婚約したという証拠が欲しい」、「それをみんなに見せたい」という感情を押し付けて高価な品を買わせたりするからこうなる。
他の女性社員は「Nさん、きっと辛いでしょうから声かけてあげてください」と私に言ってきたけど私は彼女から「別に婚約指輪は欲しくなかったんだけど」と聞かされてるからどう声をかけたらいいか分からない。
別にいらなかったんでしょというかんじ。(そりゃぁもちろんプレゼントを失くすこと自体は辛いことだろうけど別に私は仲が良いわけでもないし。)
どこまでも残念な先輩だなーと思う。
私もプレゼントされたネックレスを失くしてしまったことがあるけど、他人からもらったプレゼントって結構失くしてしまいがちなんだよね。あれ、なんなんでしょうね。自分で買った物じゃないから慎重になれないのかな。いやいやそんなことは。
私は(色んな意味で)気を付けようっと。
なんかポロっと見つかりそうだけどね。それを祈ってます。