星を数えて。

ネガティブOL。34歳。

ちょっとでも結婚を考えてる人と婚活してる人へ。

あと2日で交際9ヵ月目となり、つくづく婚活から離れられて良かったなぁと思う。


婚活は辛い。経験しない方が良かったなと思う。

 

今回は「婚活ってこんなかんじで大変よ」という話を私なりの考えとアドバイスと共に書いていこうと思います。


婚活をしてみて最初に感じたのは「物事に集中できなくなる」ということ。


マッチングアプリをやってればいいね!通知が気になるし、街コン参加を決めてれば予約した街コンに人が集まっているかが気になる。


デートが決まってれば仕事が定刻に終わるか気になり、定刻に終わればドタキャンされないかが気になる。


これにより日々の集中力やリソースを削がれる。

 

正直、婚活に注いだ時間は今のところ「ほとんどが無駄だった」としか言いようがない。


婚活と就活は似てると言うけど私はそうは思わない。

 

婚活には毎回トライ&エラーして成長したり他人を見て勉強していくような就活的要素がほとんどなく「その場に行ってみて自分に良い環境があるかどうか」、「良い相手がいるかどうか」という運ゲー要素が強い。


しかも就活は「自分がいいと思った相手に申し込む」けど婚活は「自分がいいと思う相手」がいるかどうかが最初の時点では分からないし、もっと言うならいい相手がいないことだって多い。


私は「お金と時間をかけて行ってみたお見合いパーティーの会場にいい人が1人もおらず、でも会話は半強制的にさせられ、話も面白くなく作り笑いをして、何の収穫もなく帰ってくる」ということを何度も繰り返した。


声高に言いたい。婚活は就活よりも断然疲れる。


その要因、原因は色々あるけど「結果が出ない理由が理不尽」というのが1番大きな理由だと私は思ってる。


就活で企業から内定をもらえない場合、概ね原因は本人にあるし手を尽くせばプロからアドバイスをもらって矯正することができる。


結果が出ないことに対してまだ納得感があるし矯正や振り返りは自分にもリターンがある。


でも婚活の場合は違う。


本人がいい子であっても、なかなか結果が出ないケースが多々あるし、明確で効果的な絶対的アドバイスはもらえない。


アドバイザーが存在してもそれが必ずしも本人のためになってるとは限らないし、本人の意思によっては矯正が不可能なこともある。


この理不尽を恋人ができるまで受け止めなければいけない。


あとね、たまに「婚活で疲れるというのが分からない。人と接するのって楽しいと思う」とかいう意見があるけどいやいや楽しくないでしょ。と思う。


1000円~3000円の出費をして2時間拘束されて、そこに自分の望む結果がない可能性もあることを毎週末やるなんて楽しくもなんともない。


ずっと続けていれば疲弊してくるしモヤモヤもしてくるし「女は参加費安いじゃん!」とか「飲み放でいろんなお店行けるなんて楽しそう!」なんてとても思えずただただ終わり(彼氏ができる)を望み自分を必死に励ますことになる。


同じ費用をかけるなら最初から楽しい思いができる友達とのランチとか飲み会に使った方がいいでしょ普通。


こんなんだから、もう、とにかく婚活はオススメしない。

 

時間とお金と若さの無駄です。


だから今「結婚はいつかしたいけどまだ考えてないナー」という人や若者は頭の片隅に「婚活をしなくて済むようにアンテナを張って生活しよう、いい男を婚活外で見つけて結婚しよう」と思いながら生活した方がいいし、既に婚活の世界に足を踏み入れてしまった人は以降のアドバイスを参考にしてほしいと思う。


まず、婚活でも会社でもない人との関わりを持つこと。


学生時代の友達と毎週末飲み会や旅行!とかでもいいし、社会人サークルや習い事でもいい。


とにかく「毎週末に会う相手が婚活の面接相手しかいない」という状態だけは避けた方がいい。


私は草野球チームに所属しているのだけど、そこでの活動やコミュニケーションは婚活疲れのリフレッシュに大いに役立った。


とにかく婚活ばかりしていると取り繕うことで自分が疲れるし、自分の色がなくなり、いい相手、自分に会う相手が見つからず婚活の負のスパイラルに陥る可能性が高い。


婚活は生活のサブであり、メインは自分の好きなこと」という状態を常に保っている必要があると思う。


婚活という徒労を毎週末を犠牲にしてやるのはあまりにも時間がもったいないし、絶対に心が折れる


次に同性の婚活仲間を見つけること。


一緒に街コンに行ったり合コンを開いてもらったりするのもいいし、結局信用できて励ましあえるのは女同士だけだから。


元々婚活外で友達がいればそのツテで恋人ができているだろうし、そうでないから婚活に来てるわけで、だったらそこで友達作っちゃえ!という発想。


街コンがつまらなくても「じゃぁ今から私の男友達呼んでプチ合コンしようか」とか「カフェで反省会しよう」とか、切り替えができる。


私も最初は1人でおみパに参加していたけど1人で帰るだけなのが究極につまらなくてさみしくて空しくて、女性とも接することができる街コンにシフトした。


持つべきものは戦友です。


最後にどんなに結果が出なくてもキレイな心は忘れず、婚活参加中は集中すること。


「今日いい人いないわ」とか「この人タイプじゃないなぁ・・・」と思っても接してもらっている以上はきちんと対応すること。


やさぐれてる人に多いけど「どうせモテないからこの会場に来てる」とか「相手も売れ残り」とか思わないこと。


よく「婚活やってる人は売れ残り」とか言うけど、みんなそれぞれ事情ありますから。


長年付き合ってた恋人とアラサーになってから別れたとか親に色々反対されて破談になってしまって再スタートしたとか社内で告白されたこともあるけど職場恋愛は嫌だし仕事に支障が出ないように外部で探そうって街コン来たとか。


ちゃんと人付き合いもできてモテてる人もいるし、いい人もいると思う。


それにそんなことを思ってても意味ないし、自分も否定することになるし、楽しそうにしてない人は誘われないしツテもできない。


ちなみに私の今の彼氏は街コン時に声を掛けてくれた参加者の友達。


その人に声を掛けてもらった時点では「この人いい子だけど別にタイプじゃないなー」と思いつつ、ニコニコ話してくれたのが嬉しくて野球トークで盛り上がった。


だから次に誘ってもらえたし、「紹介しようかな」と思ってもらえたんだと思う。


この日は初めての趣味(野球)コンで今振り返っても自分自身すごく楽しんでいたと思うし、草野球チームを移籍してもっと野球が楽しくなっていた時期というのもあって婚活婚活してなかった。

 

とにかく、用意してもらった場所で楽しめない人はずっとつまらないままだし誰も寄ってこないです。


自分に望んでいない境遇になってしまってもいい方向に向かっていける人が幸せになれると思う。


それは婚活だけでなく仕事でも育児でも人間関係でも一緒だと思うんだな。


要は人生楽しもうってこと。

 

私はそれで結果を出せた。

 

だから、自分の時間を大事にして、あまりやさぐれず、もっと言うなら楽しんで婚活するのがいいかなーと思います!

 

ちょっと大げさになったけど以上です!