海の日に生まれて。

30歳独身OLの備忘録。

ライフハックイベントに参加する人間こそ非リア。

※私の捉え方がひねくれているのかもしれません。

 

友人に誘われて「異業種交流会」という名目の立食イベントに行った。すごく妙な感覚、モヤモヤした気持ちに陥った。主催をSさんとする。

 

乾杯の前に主催者2名から挨拶があった。主催のSさんは大手メーカーのSE(システムエンジニア)で、20代前半頃に「家と会社の往復で出会いがないな、結婚できるのかな、このままでいいのかな」と思い、自分で異業種交流会的なイベントを主催するようになったらしい。


今は結婚して子供がいるが、こういうイベントやパーティーを定期的に行っている模様。

 

この時点で私は彼に対していい印象を抱くということは特になかった。

 

なんというか平凡な癖に何か勘違いしてるのかなーという雰囲気がすごくあったのだ。

 

乾杯して色々な人と話したのだが、まぁー違和感の連続で。

 

このイベントは定期的に行われていて常連さんも何名かいるらしいが、Sさん崇拝的な雰囲気と常連の「意識高い系を気取ってるけど実際何もやってない人」感がすごかった。

 

婚活しているとはっきりは言ってないが、「結婚したいですねー」と何気なく話題に出すと「結婚しても変わることってそんなにないからね。幸せになれるとは限らないからね」とか「なんで結婚したいの?」とか変な食いつき方をしてくる人が多い。


別に結婚したいというのは専業主婦にならせてくれるパトロンが欲しいという一昔前の考えからではなく、単純に自分の味方とかパートナーがいるというのは素敵なことだと思うからなのだが、やたらと「結婚に関するそもそも論」を語りたがる。


なんというか、地味にコミュ障っぽい。


普通、女性同士でそういう話題になるとどんな所に出会いがあるかとかどんな人がいいかとかいう話題になって面白いのだけど、「結婚したって何も変わらないよ」という哲学的な話の方向に持ってかれる。


これら一連のやり取りで独身でいてわざわざ結婚を否定する人は大抵幸せそうじゃない」という法則も発見した。


本人は人生楽しんでるからとか主張しているけど、土日何やってますか?という質問をすると大体「こういうイベントで会った人と食事に行ってる」、「こういうイベントに参加している」という回答が返ってくる。


要は出会いを求めて人間採集的なことをやって自分磨きをしているということなんだろうが、それって結局は暇と寂しさを埋めるための行為なんじゃないのと私は感じた。本当は結婚願望あるんじゃないの?と。


そういう人たちは結婚が全てじゃないから!私にはやりたいことがたくさんあるから!と主張する割に、趣味や好きなことがない。しいて言うなら趣味が人脈を広げることみたいな人が多かった。


趣味が無ければ人生を楽しむことはできないし、そもそももし人生を楽しんでたらこの場にいないだろと心の中でツッコんだ。結婚しないでやりたいことってなんですか?と遠回しに聞くとあいまいな回答しか返ってこない。


もう30歳そこそこならいい出会いというのは体験しつくして、そのストックの中で皆でワイワイ色んな経験をすればいいじゃないかと思うし。


自分にも当てはまるけど、30代になってからもガツガツ人脈を広げる人や出会いに貪欲な人というのは学生時代に非リアだった人が多いイメージがある。


そういう人たちからはなんとなく不幸せなかんじや無理をしているオーラを感じるのだ。


私の弟は絵に描いたようなリア充で高校の時に出会った部活の仲間と今でも何をするにも一緒でワイワイ騒いでいる。


いい出会いは学生時代に得たもので十分なんだそうだ。


その中からいい嫁を見つけさっさと結婚してしまった勝ち組で、弟だったらまずこのイベントには参加しないだろうなと思う。


彼女に出会うまでも、部活の仲間のネットワーク内で合コンを開いたり趣味のダンスの練習の予定でパンパンだったらしい。


真の勝ち組とはこんなもので、エセリア充というのはすぐ分かるよなーという感想をこのイベントで抱いた。

 

意地悪な見方だが負け組が頑張ってリア充を気取っているかんじがプンプン漂っているのだ。


それ以外にも、「自分の理想の男性がいるとして、その理想に見合うだけの魅力が自分にはあるのかっていうのを考えた方がいいよ」というアドバイスをSさんからもらって目からウロコでした!とかいう話をしてきた参加者がいたけど、じゃあSさんはそんなに魅力がある人なの?と私は聞きたくなった。


独身の女性もたくさん集まる場に既婚者が主催者として参加しているというのは好感が持てないし、挨拶してる様子からもエセ素敵感がすごかった。(←失礼すぎるが)


そんな使い古されたアドバイスをありがたく受け取っている参加者も参加者だし。


もう一つ気になったのが「仕事が人生の全てではない」という発言をする人がやたら多かったこと。


残念ながら「全てとまでは言わなくてもほぼ全て」と私は思っているし、「仕事を楽しめれば人生を楽しく生きることができる」と思っている。


1週間のうち5日を仕事をして過ごすし、1日の時間のほぼすべてを仕事のために使っているからだ。仕事がある日はメイクもファッションも仕事のため、早起きをするのも弁当を作るのも仕事のため、だからだ。


だから仕事を楽しんでる人は実際に魅力的な人が多いと思う。「仕事好きです。ずっと続けたい」という人の表情や言葉は本当にイキイキしている。


一方「仕事が全てじゃない」発言をしている参加者に休みの日は何をしているかとか何を頑張っているかを聞くとやはり「このようなイベントに参加している」という回答が返ってくる。

 

申し訳ないがこういうイベントに参加するということは「何もすることがなくて暇だ」とイコールである。


仕事が全てではないと言う割にはそれに代わる熱量を注げるものを持っていない人が多く、耳障りの良い言葉を並べて人生に対し貪欲で意識が高い人間でありたいと思いながらも路頭に迷っている感があった。


今回参加したイベントの参加者や常連は「結婚しても幸せになれるとは限らないから」とか「仕事は人生の全てではないから」と主張し、より良い人生を実現するためにこういったイベントに参加しているようだが、それが様々な矛盾を生んでいる気がした。


結婚が幸せの要素じゃないというならこういう出会いの場に顔出さなくてもいいんじゃないの?実際はいい出会いがあればいいと思って参加してるんじゃないの?と思ったし、仕事が人生の全てじゃないと言うなら何を好きなの?話せることは仕事以外にあるの?あるのなら最初からこのライフハックイベントに参加してないんじゃないの?と思った。(要はイベントなんかに参加しないで好きなことをやってるんじゃないの?と言いたい。)


もう、こういう「(自分の人生のために)人脈を広げよう」というのが目的のイベントの誘いは断ろうかなぁと思っている。


普通に「友達の友達同士で飲もうよ!」という集まりは楽しいんのだが、第一目的がライフハック的なものだと主催者、参加者と肌が合わないことが多い。


誰かに教えを受けるのを第一にしないで、趣味とか好きなことを見つけたら?と参加者を見ていて思う。


別にスペックとか意識とかどうでも良くて、その人がどんなことが好きで頑張ってるかを聞くのが一番楽しいし、いいことだと私は思ってる。というか30そこそこで今更ライフをハックしてもねぇと思う。学生時代に大体決まってしまうものだから、とっくに手遅れという認識くらいは持っていないといけない。


意識だけ高くても全然意味がないというのをこのイベントで知れたのが収穫だったなと思う。


今後もお付き合いしたい友人だったのでこういうイベントにはもう誘わなくていいよとはっきり伝えておいた。


ご飯はおいしかったです。デザートのケーキを食べ損ねた・・・。